マー君 寝屋川市内各地の12中学校と中央小学校で「第67回寝屋川市成人式」が挙行されました。
今年の成人式は新型コロナウイルス感染拡大の影響により各中学校ごとに分散して開催（中央小学校は私立中学校の卒業生などの希望者向け）されたのが特徴で、例年（市民会館で開催）とは異なる雰囲気となりました。
今回取材したのは、第六中学校（成田町）の様子です。
アルコール消毒や検温を行い、会場の体育館に入ります。
体育館の中にはスーツ姿の男性や振り袖姿の女性が多数集まっていました。
パイプ椅子が等間隔で会場に並び、式が始まる5〜10分ほど前には多くの新成人が着席した状態となりました。
式典の流れは、以下の通りです。
式が始まると、最初に新成人の代表が開会を宣言します。
続いてスクリーンに表示されたソプラノ歌手とピアノ伴奏による国家の斉唱です。
今年は感染予防のため心の中で「君が代」を歌うというものでした。
続いて広瀬慶輔市長の式辞と北川光昭市議会議長の祝辞です。
※市議会議長
広瀬市長のメッセージは「大切な人を守ることができる人になろう」というもので、「皆さんは大切な人がいますか？」などコメントする中、私語をする人はほとんどおらず、皆さん真剣な顔立ちで聞いている印象でした。
来賓として紹介されたのは、第六中学校・第五小学校・国松緑丘小学校の校長先生です。
政治家の出席（ビデオ方式）は挨拶をした2人だけで、全体的にコンパクトな印象です。
続いてねやがわPR大使の2人からもメッセージが贈られます。
直木賞作家の門井慶喜さん（十数年前から寝屋川市に在住）のメッセージは、「20歳になるのに20年かかりましたが、40歳になるのは時間的に10年後です。それだけ時間が経つのが早くなるので、有意義に過ごしてください。」というものでした。
芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹さん（寝屋川市立第五中学校卒）は、お笑い芸人として下積み時代だった20歳の頃を思い出しながら新成人にエールを贈っている様子でした。
新成人代表の誓いの言葉は、全ての会場で同じ映像が流されたようです。
その次の「思い出の映像」は、第六中学校時代の写真や先生（5〜6人）のビデオメッセージなどが紹介され、会場が和やかな雰囲気に変わった様子でした。
更にその次はイベントとして吉本芸人の藤崎マーケットが出演し、第十中学校卒のトキさんが地元トークを繰り広げました。
2つ目のイベントは、受付で配布された紙にシールが貼られていた人の一部に景品が当たる抽選会でした。
寝屋川市のマスコットキャラクター「はちかづきちゃん・ねや丸くん」のグッズや門井さん・又吉さんのサインが書かれた本などが贈られたみたいですよ。
最後に新成人の代表が閉会を宣言し、第67回成人式は終了です。
大阪府が政府に緊急事態宣言の発出を要請するなど、新型コロナウイルスの感染状況が悪化していますが、無事に開催できて良かったと思います。
新成人の皆さん、成人おめでとうございます！
【地図】寝屋川市立第六中学校
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