寝屋川市がコロナ対策を講じた避難所を公開。特別教室や体育館にテントを設営、体調不良者・妊産婦向けの専用スペースも

寝屋川市はコロナ渦における災害の発生を見据え、新型コロナウイルス感染症対策を講じた避難所の見学会を9月19日(土)に実施しました。

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新しい避難所は「3密」を解消するために考案されたもので、市は備品(テント、検温系、消毒液など)の購入費用を予算化するなど準備を進めてきました。

見学会の会場に使われたのは、寝屋川市立中央小学校(初町)です。
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参加者は地域住民(各地域の地域協働協議会から2名程度)、避難所として使用される小中学校の校長、市職員、広瀬慶輔市長、メディア関係者などです。
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※挨拶する市長

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※テントの組み立ての説明をする市職員

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見学会のメイン会場は、体育館でした。(体育館は特別教室の定員が上回った時点で使用)

検温・消毒を受けて中に入ると、左側に単身者向け(4㎡)、
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右側に複数世帯向け(9㎡)のテントが置かれていました。
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中はマットの上に毛布が引かれています。少し狭いですが、従来の避難所と比べると、周りとの接触を避けることができるだけでなく、プライバシーも確保できます。
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組み立て、解体はスピーディー。特別教室や廊下、体育館に収容しきれない場合、屋外に置くことも可能です。
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体育館には着替えや授乳時に使用するパーソナルテントも。
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続いて特別教室の説明に参ります。

少人数で分散して避難できる特別教室は、一般避難者、妊産婦、体調不良者のゾーンに分かれています。(それぞれは動線が重ならないように設置されますが、今回の見学会は設営の都合上、隣接して設けられました。)

こちらは妊産婦向けの部屋です。体育館と同様にテントが置かれています。
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体調不良者向けの教室も同様でした。
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体調不良者(検温の際に基準値を上回った人など)が避難した場合、本部から看護師が訪問して体調確認を行う体制が取られるそうです。経過観察も記録されます。
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避難所はペットをケージに入れて専用スペースに預けることができるので、「ペットも大事な家族だ」という人でも安心です。
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避難所では備蓄品(炊き出し用のアルファ化米、乾パン、麺類など)も展示されていましたよ。
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これからの季節は台風の接近が予想されます。

ホテルや遠方の知人宅なども避難場所として選択肢に入れつつ、公共施設(学校やコミュニティーセンターなど)に避難する際には感染予防策を講じながら身の安全を守りたいものですね。

【地図】

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