寝屋川市が多胎児のいる家庭にタクシー券を交付してる。0〜3歳児の保護者が対象、年間2万円分

寝屋川市が多胎児(双子など)の養育を行っている家庭の保護者を対象に「タクシー乗車券」 を4月から配布しています。

※寝屋川市企画三課提供

経済的負担の軽減や不安の解消などを目指した育児支援策で、多胎児家庭のニーズが高いタクシーを無料で利用できるのが特徴です。

寝屋川市によると、この制度の概要は以下の通りです。

(1)対象者(年間約70人程度を想定)
・0歳児から3歳児(4歳の誕生日を迎えた年度の3月31日まで)の多胎児を養育している保護者(参考:2021年度:2017年4月1日以降の出生児が対象。転入家庭を含む)

(2)支援内容
・1家庭当たり年間2万円分(500円券×20枚×2冊)の「大阪タクシー共通乗車券」を子どもが対象年齢に達するまで毎年交付。(※1家庭当たり、5年間で最大10万円分交付)
・一般社団法人大阪タクシー協会加盟事業者のタクシーでの利用が可能。

(3)利用の流れ
・ステップ1:市から送付された申請書を郵送または窓口に提出。(※対象者53人には5月末に申請書を送付済み。)
・ステップ2:市から各家庭にタクシー乗車券をが送られてくる。

寝屋川市から多胎児のいる家庭に申請書が発送されており(寝屋川市の公式HPからもダウンロードが可能)、この申請書に必要事項を記入して市役所に提出すれば、1家庭当たり年間2万円分の「大阪タクシー共通乗車券」が配布されるというものです。

0〜3歳児を対象とし、1家庭当たり5年間で最大10万円分交付されるとのこと。詳しく知りたい方は寝屋川市の公式ホームページをご覧ください。


また寝屋川市では他にも4月から地域の助産師「MY CITY 助産師」による訪問指導の上限回数を2回から7回に拡充しており、今後、多胎育児の経験者(ピアサポーター)による多胎児家庭交流会の開催を予定するなど、今後も子育て支援策に力を入れていきたいとのこと。

【関連記事】
寝屋川市が第3の交通機関「乗り合いワゴン」を試験導入(2019年12月)
寝屋川市が「乗合い事業」と「バス利用促進事業」を開始してる。高齢者らがタクシーを無料(地区内)、バスを100円で利用できる制度(2021年4月)

ねやつーも載ってる!
寝屋川と枚方と門真の情報を集めた本が10月3日に発売されました↓

最新ひとことニュース


広告の後にも続きます

広告の後にも続きます