寝屋川生野病院が2017年11月にカテーテル手術の誘導ワイヤを抜き忘れる医療ミスを起こしていたことが判明

2017年11月に寝屋川生野病院(日新町)がカテーテル手術の際に使用したガイドワイヤを抜き忘れる医療ミスを起こしていたことが分かりました。

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※資料写真(2013年撮影)

4月4日(木)にテレビや新聞などが一斉に報じています。(毎日新聞日本経済新聞産経新聞毎日放送など)

報じられている内容をまとめると、以下の通りです。

・この病院でカテーテル手術を受けたのは69歳男性(寝屋川市在住)
・カテーテルを挿入する際に1mの誘導ワイヤを使用
・ワイヤを静脈内から抜き取らないまま手術を終了
・転院先の病院(大阪市内)で抜き取り手術を行ったものの、容体が急変して死亡
・司法解剖の結果、ワイヤが心臓を傷つけていた。死因は周囲にたまった血液が心臓を圧迫したことによるものとみられる

カテーテル手術を行う際には、誘導ワイヤを先行させて操作する方法が一般的となっています。カテーテルの設置後はワイヤを抜き取る必要がありますが、そのまま静脈内に残したまま手術を終了したようです。

寝屋川生野病院は医療ミスを認めており、転院先の病院は「抜き取り手術は適切だった」という立場を示している模様です。

警察は両方の病院から聞き取り調査を行い、業務上過失致死の疑いで捜査しているとのこと。

【地図】

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※「ねやみや」さん、情報提供ありがとうございました!

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