その鼻づまり、ほんまにただの風邪?意外と要注意な“ちくのう症”のサイン【ねやつークリニック】

ねやつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを寝屋川の各クリニックや病院の先生に質問!

「ねやつークリニック」のお時間です。

▼今回の質問はこちら▼

鼻づまりが長引いてしんどいんです…(泣)なんか顔が重い感じがしたり、頭痛がすることもあって。もしかして、ときどき聞く「ちくのう症」ってやつなんでしょうか?放っておいても大丈夫ですか?

(40代 女性)

ニャー川くん

わかるわ〜。鼻づまりって地味に集中力なくなるし、仕事も家事もやる気なくすよなぁ。これって単なる風邪なんか、それとも別のヤバイやつなんか…。

そんな読者の悩みや素朴なギモンを、このニャー川くん@ねやつーが寝屋川のクリニックや病院の先生に聞いてくるコーナー!

今回は「鼻のトラブル」について、関西医科大学香里病院の濱田先生が教えてくれたで〜!

ちくのう症・副鼻腔炎ってなに?

ニャー川くん

先生!そもそも「ちくのう症」ってなんなん?

濱田先生

実は、鼻の穴(鼻腔)の周りには「副鼻腔」という空洞がいくつかあるんです。
ここにウイルスや細菌が入り込んで炎症が起き、膿がたまってしまった状態が副鼻腔炎、いわゆる「ちくのう症」ですね。

ニャー川くん

へぇ〜!鼻の周りって意外と複雑な構造なんやなぁ。そんでその周りの空洞に炎症が起きるんや。

濱田先生

そうなんです。たまった膿が周りを圧迫するので、鼻づまりだけでなく、頬の痛み目の奥の重だるさ、ときには頭痛を感じることもあるんですよ。

「ただの風邪」と「副鼻腔炎」の見分け方って?

ニャー川くん

でも正直、鼻づまりとかって「風邪が長引いてるんかな」とかで片付けがちやと思うねんな〜。見分け方とか、受診の目安ってあるん?

濱田先生

副鼻腔炎のサインや受診の目安は、例えばこちらを参考にしてみてください。

  • 鼻水:黄色や緑色、粘り気がある
  • 期間:風邪や鼻づまりが10日以上続いている
  • 痛みや不快感:頬・歯・目の周りの痛み、頭痛、頭が重い感じがする
  • その他の症状:においが分かりにくい、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返す
濱田先生

鼻を強くかみすぎたり、市販薬の多用で逆に悪化するということもあるんです。

また、近年注目されているのが「好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)」。こちらは一般的な副鼻腔炎と違い、難病指定されていて喘息等の合併症も多いんです。

自己判断は難しいので、少しでも気になる症状があれば早めに受診してもらえたらと思います!

病院ではどんな検査をするん?

関西医大香里病院の診察室
ニャー川くん

病院に行ったら、副鼻腔炎かどうかってすぐ分かるもんなん?

濱田先生

まずは問診と、鼻の中を詳しく観察します。より正確な診断が必要な場合は、例えば当院ではCTなどで画像診断を行うこともあります。

副鼻腔は骨に囲まれた場所なので、CT画像で見ると「どこに膿があるか」がハッキリわかるんですよ。

ニャー川くん

なるほど〜!そうやってしっかり見て判断してもらえるなら安心やね!

濱田先生

一般的な副鼻腔炎の場合は抗生物質による治療が有効な場合が多く、軽度であれば服薬で回復に向かうことが多いです。

好酸球性副鼻腔炎の場合は、ステロイド薬がもっとも有効とされています。しかし、ステロイド薬の長期的な服用は副作用が出るため避けたほうがよいとされているので、症状をしっかり確認して医師と相談のうえ治療を進める必要があります。

症状が軽いうちに受診すれば治療もスムーズな場合が多いですし、「ただの鼻づまり」と思って我慢しすぎず、はやめに耳鼻科でご相談くださいね!

ニャー川くん

鼻づまり程度で…って思いがちやけど、早めの相談が大事なんやね!
先生、ありがとうございました〜!

本日のまとめ

・副鼻腔炎(ちくのう症)は、鼻の周りの空洞に膿がたまる病気。顔の痛みや頭痛が出ることも

・鼻づまりが10日以上続いたり、ドロッとした鼻水が出たら受診のサイン

・「たかが鼻づまり」と思わず、早めの受診がおすすめ!


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代替となるものではありません。体調に異変を感じた際は、速やかに医療機関へご相談ください。

◆今回お話をきいた先生◆


関西医科大学香里病院
耳鼻咽喉科 部長・准教授
濱田 聡子 先生
(はまだ さとこ先生)


▪️関西医科大学香里病院

住所:大阪府寝屋川市香里本通町8番45号

電話番号:072-832-5321

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