寝屋川育ちの兄弟ラガーマン!ラグビー7人制でパリ五輪を目指す盛田志・気選手

寝屋川市出身の盛田志(こころ)・気(ちから)選手がラグビー7人制日本代表、代表候補として活躍しています。

左から盛田気選手(弟)、志選手(兄)

兄の志さんは日本代表候補、弟の気さんは日本代表の立場で、2人とも2024年のパリオリンピックを兄弟で目指しています。

今回はそんな2人にお話を伺ってきました。

――本日は宜しくお願いいたします。

盛田志さん(兄) 盛田気さん(弟)
「よろしくお願いします」

――まずはお2人の自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか。

盛田志さん(兄)
「私達は、7人制ラグビー日本代表として、2024年にフランスで開催されるパリオリンピックを目指している、寝屋川市出身の盛田兄弟です」

左から盛田気選手(弟)、志選手(兄)

――お2人は生まれも寝屋川市ですか?

盛田気さん(弟)
「当時、父親が三洋電機ラグビー部(現埼玉パナソニックワイルドナイツ)で活躍しており、チームの本拠地が群馬県だったので、2人とも生まれは群馬県になります。

そして、父がラグビーを引退した後、私が3歳、兄が5歳の時に大阪の大東市に移りました。父の出身地の寝屋川市に戻ったのは私が小学5年、兄が中学1年の時です。

――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

盛田志さん(兄)
「やはり、父の影響です。幼い頃から家にはラグビーボールが転がっており、大きなラ
グビー仲間がよく来ていました。2人とも
現在は、父が経営する『ツグアンドカンパニ
ー株式会社』のラグビー事業部に所属しています」

 

主要事業
・ビューティ事業(寝屋川市駅前、枚方市駅前ヘアサロンJAM)
・ブランドコミュニケーション事業(広告、映像、イベント、各種販促物企画・制作)
・ラグビー事業



父・清人さんが経営する「ツグアンドカンパニー株式会社」の紹介記事↓



――ラグビーを始めたのはいつ頃でしょうか?

盛田志さん(兄)
「小さい頃から父の影響でラグビーには触れていたのですが、中学校時代はバスケットボール部でした。本格的にラグビーを始めたのは広島県尾道高校に進学後です」

盛田気選手(兄)の経歴

【生年月日】
・1993年5月19日

【出身地】
・群馬県生まれ、大阪府寝屋川市出身

【ポジション】
・CTB(センター)、WTB(ウィング)

【学歴・競技歴】
・2009年3月:大阪教育大学附属天王寺中学校卒業
・2012年3月:広島県尾道高校卒業
・2016年9月:早稲田大学スポーツ学部スポーツ学科卒業
・2017年4月:住友商事株式会社入社
・2018年7月:住友商事株式会社退職
・2021年5月:Tsugu & Co.株式会社入社

【競技歴】
・2009〜2012年:尾道高校ラグビー部 フランカー/No.8/副キャプテン
※高校日本代表候補(No.8)、U17日本代表・中国ブロック代表、国民体育大会(広島県代表)
・2012〜2016年:早稲田大学ラグビー部(CTB、バックスリーダー)
・2016年2〜7月:ニュージーランド クライストチャーチクラブに留学
・2019〜2021年:ALHAMBRA-UNION Rugby Football Club(ニュージランド-オタゴ)
オタゴ州代表ワイダースコッ
・2021年〜現在:清水建設江東ブルーシャークス(CTB、WTB)
・2022年~:ラグビー7人制日本代表候補

盛田志さん(兄)
「高校時代は2年時から花園ラグビー場での全国大会に出場。卒業後は早稲田大学でプレーしました。ポジションはセンター。大学卒業後は商社に就職したものの、ラグビーに対する想いが募り2年で退職、プロを目指しニュージーランドのクラブチームで2シーズン鍛え、その後『清水建設江東ブルーシャークス』に入団しました」

清水建設江東ブルーシャークス時代

盛田気さん(弟)
「私も小さい頃から父の影響でラグビーには触れていたのですが、寝屋川六中時代は野球部で、大阪府の大会でベスト16まで進みました。
本格的にラグビーを始めたのは、山梨県立日川高校に進学後です」

<盛田気選手(弟)の経歴>

【生年月日】
・1995年10月5日生まれ

【出身地】
・群馬県生まれ、大阪府寝屋川市出身

【ポジション】
・WTB(ウィング)・FB(フルバック)

【学歴・競技歴】
・2011年3月:寝屋川市立第六中学校卒業
・2014年3月:山梨県立日川高校卒業
・2018年3月:大東文化大学卒業
・2018年4月:宗像サニックスブルース入団
・2020年6月:Tsugu & Co.株式会社入社

【競技歴】
・2011〜2014年:日川高校ラグビー部 副キャプテン(WTB、FB)
※U17日本代表・関東ブロック代表、国民体育大会(山梨県代表)
・2014〜2018年:大東文化大学ラグビー部(WTB、FB)
・2016年2〜7月:ニュージーランド クライストチャーチクラブに留学
・2018年〜2022年:宗像サニックスブルース(WTB、FB)
・2021年〜現在:7人制ラグビー日本代表(7CAP)


盛田気さん(弟)

「日川高校では2年生から全国高校ラグビー(花園)に出場したのですが、その時には寝屋川つーしんさんにも取り上げていただきました。その節はありがとうございました」

――記事化したのは2014年のことですね。こちらこそありがとうございます。

盛田気さん(弟)
「高校の卒業後は大東文化大学に進学しラグビー部に所属、大学の卒業後は福岡県の『宗像サニッ大学の卒業後は福岡県の『宗像サニックスブルース(→公式サイト)』でプロ選手としてプレーしました。

宗像サニックスブルース時代

――15人制と7人制の違いはどういったところなのでしょうか?

盛田志さん(兄)
「グラウンドの広さは15人制、7人制も同じなのですが、プレーヤーの数と試合時間が異なります。15人制が40分×2なのに対して、7人制は7分×2です。

7人制は時間が短くて人数が少ない分、圧倒的なスピード感と個人技が魅力です。
『究極の鬼ごっこ』とも言われていて、プレー中は常に走り回っている感じがします。
15人制との違いは、攻撃方法の違いと守備範囲の広さではないでしょうか」

盛田気さん(弟)
「観戦していて分かり易い攻撃面の違いとしては、攻守の切り替わりの速さと、スピードですね」

ーー7人制ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

盛田気さん(弟)
「私は高校時代から15人制ラグビーをしていたのですが、2019年に一度、7人制日本代表の合宿に呼ばれたのがきっかけです。

その時は怪我をしていて行けなかったのですが、東京オリンピック後の2021年にもう一度呼ばれて、日本代表入りすることができました」

盛田志さん(兄)
「私が7人制ラグビーへの挑戦を始めたのは、今年の5月です。弟が活躍しているのを見て影響を受けたのがきっかけです。7人制はまだ数ヶ月しか経験がありませんが、現在は日本代表候補として、代表入りを目指して頑張っています」

ラグビー7人制日本代表候補・北海道定山渓合宿で


―――15人制日本代表と、7人制日本代表との目標の違いはなんですか?

盛田志さん(兄)
「ラグビーは15人制がワールドカップ、7人制はオリンピックで優勝することが目標です。
2019年にラグビーのワールドカップが日本で行われましたが、あれは15人制です。

7人制は2016年のリオデジャネイロオリンピックからオリンピック種目として採用されています。

7人制日本代表のスケジュールは、まず『アジアラグビーセブンズシリーズ』があります。そしてメインの大会は『ワールドラグビーセブンズシリーズ』と呼ばれる国際大会が、毎年11月から5月にかけて世界10ヶ国をサーキットし大会毎で、また年間で順位を競います。その合間に国内で代表合宿が入るような感じです」

盛田気さん(弟)
「月の半分ぐらいは代表合宿で強化を図り、招集されていない時は所属チームや自分達で練習し、毎日、世界のどこかで試合や練習をしているようなイメージです。

私はこれまでに日本代表として『アジアラグビーセブンズシリーズ』や『ワールドラグビーセブンズシリーズ』に出場しました。
今は2024年にフランスで行われるパリオリンピックに出場することを目標にしています」

盛田気さんの日本代表としての出場歴
(1)アジアラグビーセブンズシリーズ
・ドバイ大会

(2)ワールドラグビーセブンズシリーズ
・ドバイ大会
・マラガ・セビリア大会
・シンガポール大会
・バンクーバー大会
・トゥールーズ大会
・ロンドン大会


――合宿に参加しているメンバーのうち、何人ぐらいがオリンピックに出られるのですか?

盛田志さん(兄)
「現在コロナ禍のため、7人制日本代表チームは10人×2チームぐらいの編成で活動しています、オリンピックに出られるのは14人です。

アジアセブンズシリーズやワールドセブンズシリーズでの試合、何度も行われる代表合宿を経て、2024年のパリオリンピックに出場できるメンバーは、オリンピックの直前に決まると思います」 


――お二方とも海外の経験があるようですが、やはり日本とは環境が異なるのでしょうか。

盛田志さん(兄)

「私は2019年〜2021年にニュージランドのオタゴで15人制ラグビーをプレーしました。

ニュージーランドはラグビーが国技であり、町のいたる所に芝生のグランドがあり、そのすべてにラグビーグラウンド特有のHポールが立っており、プレーヤーだけではなく老若男女がラグビーボールで遊びラグビーを楽しんでいます。日本とはラグビーに対する環境、歴史、文化が全く異なります。

海外でのプレーは語学力も必要ですし、精神的にもタフでなければなりませんでした。私は、ニュージーランドでプレー中はオタゴ州の代表候補にも選ばれました」

アランブラユニオンブロンコスのチームメイト兼ルームメイトと



盛田気さん(弟)
「私は大東文化大学の在学中の2016年に、半年間ニュージーランドに留学しました。
クライストチャーチクラブでプレーし、本場のラグビーを体感しました。
この経験は世界で戦う日本代表にも役立っていると感じています」

試合後クライストチャーチクラブの仲間たちと



――ご兄弟で同じ競技をされていますが、お互いに意識することはありますか?

盛田気さん(弟)
「昔は比べられて嫌だったこともありましたが、今は良いライバルです。
アドバイスしあえる関係ですし、刺激しあってお互いに良い成績が出ています」

盛田志さん(兄)
「良いライバルと感じているのは、私も同じですね。ジムの筋力測定などは弟を意識しています。
私は兄なので負けられません」

――寝屋川市の思い出、好きなところはありますか?

盛田志さん(兄)
「父親の健康管理の一環として正月の寒い日から、夏の炎天下の日にいたるまで、
寝屋川中を歩きまわるウォーキングに強制参加させられていました。幼い私は、いつ
も小走りで追いかけていました(笑)」

盛田気さん(弟)
「淀川河川公園太間地区の河川敷でラグビーの練習を、父と、兄と、弟(生:23歳、現
秋田ノーザインプレッツ)とでしていました。今も個人トレーニング淀川河川公園
走っています。見かけたらお声かけ下さい!!」

淀川河川公園太間地区


――今後の目標を教えてください。

盛田志さん(兄)
「チャンスを掴み日本代表として1日も早くデビューしたいです。」

盛田気さん(弟)

「私も日本代表選手を続けて2年後のパリオリンピックに出場したいです。兄弟でオリンピックに出られたら最高ですね。

寝屋川出身の大相撲の親方や力士が有名ですが、私たちもラグビーで地元寝屋川の盛り上げに貢献できたらと思います。兄弟で寝屋川から世界を目指して行きます。寝屋川の皆さま、どうぞご声援のほど宜しくお願いします!

Instagramのアカウント
・盛田志さん:@kokoro_5532
・盛田気さん:@chikara_charles


最後に、私達の会社の事業にビューティ部門があり、美容室を何店舗か経営しています。駅前の“ねやがわ一番街商店街”にある美容室、ネイル、アイサロンがひとつになった『JAM IPPUKU』がそのひとつです。私たちの仲間が地域No.1のお客様満足店を目指して、頑張っています。是非、一度『JAM IPPUKU』にご来店ください」

自社ヘアサロン『JAM  IPPUKU』で、ヘアモデルとしての盛田気選手


――ぜひ、私も一度伺いますね(笑)本日はお忙しい中ありがとうございました。

盛田志さん(兄) 盛田気さん(弟)
「寝屋川市の皆さま、どうぞご声援のほど宜しくお願いします!ありがとうございました」

左から盛田気(弟)、志(兄)選手

寝屋川からパリオリンピックを目指す2人のラガーマン。今後の活躍が楽しみですね!

◆関連リンク

※2022年6月配信
※2014年1月配信

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