寝屋川市とその周辺で行われたイベントの様子をお届けする「ねやつーレポ」。
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今回は、大阪電気通信大学で6月3日(金)に行われた「卵落としコンテスト」の様子をお届けしたいと思います!
「卵落としコンテスト」とは、学生達がA2のケント紙1枚・はさみ・ものさし・セロハンテープなどを使って卵を守る装置(緩衝器)を製作し、それを高所から落として卵が割れないかどうかを競うコンテスト。(→公式サイト)
新入生の歓迎を兼ねた今年で15回目になる恒例行事です。
2020年度はコロナ禍で中止となりましたが、2021年度は対面授業が戻り始めた11月に開催。そして今年は、感染症対策を講じた上で例年通りの時期の開催が実現しました。
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今回参加したのは工学部基礎理工学科の1回生です。1チーム3〜4人編成で、合計20チームが競います。
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装置は事前に制作済みだったのですが、卵の仕込みのみ直前に行われます。さすが賞味期限が短い生卵を使用するだけのことはあります。
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卵を守る装置はクッションが分厚いものや、
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落下速度を遅らせるパラシュートのようなものがついたもの、
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トゲのような突起物がついたものなど、様々。果たして何チームが成功するんでしょうか……!
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卵を守る装置を落とすのはY号館の5階(高さ約18m)からです。
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こちらが卵を落とす的。数年前までは割れるor割れないに加え、いかに的の中心に近いかも競っていたそうなのですが、今回は教員が落とし役をするため距離の得点はナシ。あくまで『卵が割れていないかどうか』のみがポイントです。
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1チームずつ拡声器で名前を読み上げ、5階から落としていきます。
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下には学生達が集まり、その様子を見学します。
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卵を守る装置から手が離されると、
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装置によって異なるスピードで落下します。
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落ちたらすぐにチェック係の教員がはさみで切って中身を確認。どうなっているのかな…!?
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卵が割れていると「あ〜!」という残念な声が、無事だと「お〜!」という歓声が学生達から上がります。
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大きなパラシュートのようなものがついた装置は、ゆっくりと落下していました。
逆に風に煽られて下の階のベランダに何度も引っかかるチームもあるなど、設計によって大きく結果が変わってくるのを実感できました。ケント紙から作るだけでも、モノづくりは奥深い。
こんな感じでコンテストはあっという間に終了しました。今年のコンテストの結果は、以下の通りです。
1、Moti:成功
2、キミを守るぜ:失敗
3、だし巻き:失敗(ひび)
4、コロナ陰性:失敗(1回目3Fのベランダ、2回目3Fのベランダ、3回目2Fのベランダ、4回目4Fのベランダ)
5、大自然:成功
6、たまごっち:成功
7、SIMカード入ります〜!:失敗
8、Lovely TKG:成功
9、ペンギン:失敗
10、からあげ:失敗
11、黄色いカーヴィー:失敗
12、カフェインゼロ:失敗
13、モーニングスター:
14、オムライス:失敗
15、破壊神:成功(下のベランダに何度か接触)
16、造船所:失敗
17、かぶりえる:失敗(1回目3階のベランダ)
18、ハピナス:成功
19、Egg Friend:失敗
20、宝島:成功
20チーム中7チームが成功。これはまずまずの成績のようです。
それぞれの卵守り装置は、機能性はもちろんデザイン面もかなり工夫されていて、チームごとに個性が光っており、とても楽しく拝見しました。
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ということでコンテストは終了して、場所は変わり教室へ。最後のまとめ的な、本日の振り返りが行われます。
次の授業はプレゼン大会で、製作の狙いや結果などをパワーポイントにまとめて発表することが伝えられました。
プレゼン大会では卵を割らずに落下させたチームに優秀賞が贈呈されます。卵が割れても卓越したアイディアの作品には「アイデア賞」、見事なプレゼンテーションを行ったチームには「プレゼン賞」が贈られます。
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個人的にはボランティアとして参加した上回生(9人)にも感謝状が贈呈されていたのが印象的でした。
以上、大阪電気通信大学の「卵落としコンテスト2022」レポートでしたー!
【地図】コンテスト会場のY号館
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