寝屋川と周辺で行われたイベントの様子をお届けする「ねやつーレポ」。
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今回は、大阪電気通信大学で11月11日(木)に行われた、
「卵落としコンテスト」の様子をお届けしたいと思います!
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↑コンテストが開催された大阪電気通信大学の実験棟。
「卵落としコンテスト」とは、学生たちがA2のケント紙1枚・はさみ・ものさし・セロハンテープなどを使い、工夫して卵を守る装置(緩衝器)を製作し、それを5階(約18m)から落として卵が割れないかどうかを競うコンテストなんだそう。(→公式サイト)
去年は新型コロナの影響で中止になりましたが、それ以前は13年連続で行われている大阪電通大の恒例行事みたいです。さすがモノづくりの大学!
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まずは大会説明。今回参加したのは工学部基礎理工学科1年生の69人。1チーム3〜4人編成で、合計18チームが競います。
↓こちらがチーム一覧。
1、カツ丼
2、キン肉マン
3、ミスター・エッグマン
4、たまご3兄弟
5、TKG
6、チームS
7、チーム親子丼
8、SKY PEACE
9、FISHERS
10、AVNTIS
11、エッグベネディクト
12、たこめだ
13、FKS
14、宇宙旅行
15、天体観測
16、チーム名
17、ばぼ
18、石川
なかなかに個性的なネーミングが多いです(笑)
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装置は事前に制作済。果たして何チームが成功するんでしょうか……!
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こちらが卵を落とす的。前大会までは割れるor割れないに加え、いかに的の中心に近いかも競っていたそうなのですが、今年は先生が落とし役をするため距離の得点はナシ。あくまで『卵が割れていないかどうか』のみがポイントです。
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卵を守る装置を落とすのは校舎の5階から。ちょうど人が立っている辺りから的をめがけて落とします。
下から見上げると、かなり高さある感じしますね〜!
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上で、装置を掲げて準備万端の先生。立ち姿がなんか野外ライブのアーティスト感あってちょっとカッコいい。
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下ではドキドキしつつ待つ学生たち。
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では、いざ開始! 先生が持っていた卵守り装置が手から離されると……。
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ドサッ! けっこうあっという間の落下です。
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落ちたらすぐにチェック係の先生が中身を確認。どうなっているかな…!?
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卵はなんと!
無事でした。
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ハイタッチして喜ぶチームの学生達! うーんうれしそう。
と、こんな感じでどんどんと進みまして、
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合間、的の外に落ちちゃったりだとか、
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他の階にひっかかっちゃたりだとか。(後ほど再チャレンジしていました)
そんなこんなのハプニングもありまして、
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ガンガン進んでいきます。始まる前は正直、ほとんど割れちゃうんじゃないかなと想像していたんですが、そこはさすが! 割れないチームが半数以上で進んでいく中、
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やっぱり割れちゃうチームもあったりとかして。うーん残念。
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ここからは場所を変えて、先生たちが装置を落としている5階の様子を見に行ってみます!
窓から装置を手渡して、
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外にいる先生が受け取ります。安全のため、外にいる人は全員ハーネスを装着済み。私も撮影の際は装着させていただきました。
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上から見下ろすとこんな感じ。ちなみに私は高いところがあまり得意ではないため、下を覗き込んではヒヤってなってました。笑
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テンポよく落とされていく瞬間をがんばって撮影していたんですが、高速で落ちる卵守り装置を写真に収めるのになかなか苦戦……!
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合間、先生方が「この装置は面白い形だね」などと意見を言ってらっしゃるのに同調してみたり、
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ここから見える景色は綺麗だな〜と、町並みを眺めてみたり。笑
下からは卵の結果によって学生たちの感嘆の声が上がっているのがうっすら聞こえてきたりして、
なんか、青春だなぁ…… って。いいなぁ。
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そんなこんなの内に卵落としはもう終盤。最後のチーム、「チーム親子丼」渾身の装置が宙に舞います。
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最後は、なんと取材に来ていたテレビ大阪さんのカメラに卵守り装置が衝突するというオチまでついて終了! すごい偶然。笑(テレビ放送についてはコチラの記事をどうぞ)
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ということでコンテストは終了して、場所は変わり教室へ。最後のまとめ的な、本日の振り返りを行っていました。
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何組かのチームにお声掛けして、お話を聞かせていただきました。
チーム名:ミスター・エッグマン
結果は?「割れませんでした!」
工夫した点は?「気球をモチーフにしたデザインにしました。風船部分がクッションになっていて、上下どっちから落ちても割れにくいように考えました」
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パワーポイントでプレゼン資料をつくって、今日の結果を後日みんなで発表するんだそう。
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チーム名:「カツ丼」
結果は?「割れませんでした!」
工夫した点は?「筒を並べてパラシュート型にして、下にはかご状のカップをつけました」
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最後に、先生にも話をお聞きししました。
今年の卵落としコンテスト、いかがでした?
ー例年は30%くらいの成功率なんですが、今年は半数くらい成功していて驚きでした。学生の工夫があったんだと思います。
この大会の目的はどういったことですか?
ーグループ作業なので、プロジェクトのゴールが最初から決まっていて、そこに向けて話し合ってアイディアを出していく。そこが大きな目的です。それぞれの意見を尊重しつつ、どうまとめあっていくかっていう点ですね。もちろん背景には数学とか物理の勉強っていう面もあるんですが、やっぱり一番はいかにグループみんなでゴールまで持っていくかっていうところです。
以上です。最終的には18チーム中7チームが割れたという結果に。半数以上が成功していると考えると、かなりいい結果なんじゃないでしょうか!
それぞれの卵守り装置は、機能性はもちろんデザイン面もかなり工夫されていて、チームごとに個性が光っており、とても楽しく拝見させていただきました。
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大会には2年生の学生さんが見に来ていて、「去年の僕たちのときは卵落としコンテストを開催できなかったので(コロナの影響で)、羨ましいなっていう気持ちです」ってこぼす場面も。
たしかに、今年の前半まではイベントどころか対面授業すら制限されるシーンが多かったかと思うので、開催できたということにも大きな意義があるかもしれませんね。
以上、大阪電気通信大学の「卵落としコンテスト2021」レポートでしたー!
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