大阪電気通信大学の「OECUイノベーションスクエア」が竣工してる。竣工式や内覧会の様子

大阪電気通信大学寝屋川キャンパスの新校舎「OECUイノベーションスクエア」が竣工しました。

「OECUイノベーションスクエア」は老朽化した校舎を建て替えるとともに、キャンパス全体の活性化を狙って計画されたものです。

※パンフレットより

こちらがキャンパスの動線。「OECUイノベーションスクエア」(パサージュと書かれている建物)を中心に、通用門から正門へのアクセスを繋げたり、図書館や食堂とデッキで繋いだりすることで利便性が高まります。

<OECUイノベーションスクエアに関する過去の記事>
リニューアル計画(2018年8月)
既存の校舎の解体工事が着工(2018年11月)
1期工事が竣工(2020年6月)
1期工事の部分を内覧(2021年6月)

この事業は2019年6月に西半分の1期工事が着工し、2020年6月に竣工。2021年2月から東半分の2期工事が行われていました。

今回「OECUイノベーションスクエア」全体が完成したのを記念して、竣工式が3月18日(金)に行われました。

式典に出席したのは大阪電気通信大学、施工者の竹中工務店の関係者を中心に、四條畷市長、守口市長、地元の自治会長などです。(寝屋川市長は欠席のため司会の代読でした。)

大阪電気通信大学の大石理事長は「教職員の要望を組み込んでいただいた」「大学を運営しながら安全に工事をしていただいた」「他に類を見ない学部と学科の枠を超えた新たな学びを創出できる」などと挨拶。

竹中工務店の難波副社長も「設計・施工者として携わらせていただいたことは光栄」「キャンパス全体を活性化することを確信している」などと謝辞を返しました。

式典の途中に行われたテープカットやくす玉割りは、広い吹き抜け構造を活かした演出でした。

今後は付帯工事(外構の解体など)が行われ、リニューアルの完了は2023年8月を予定しているということです。

竣工式が終わると、希望者を対象に内覧会が行われました。

※パンフレットより
※現地のフロアマップ

フロアマップの左半分が1期工事、右半分が2期工事のエリアです。(間取りは基本的に同じなので、分けずに説明していきます。)

初めて入った時に感じたのが「とても明るい」ということです。吹き抜けがあって窓も大きく作られているので、自然光がたっぷり注ぎ込む開放的な空間になっています。

館内には床下から上階フロアに敷かれているカーペットを通して冷気を送るシステムがあるのだとか。こうすることでフロア全体ではなく、足元から人の身長程度までを冷やすことができ、環境にも優しいそうです。

1階の様子から見ていきたいと思います。

※1期工事のエリア
※2期工事のエリア

1階には学務部や寝屋川就職課など、学生のサポートに当たる職員の窓口が集約されています。こうすることで生徒が相談しやすく便利になります。

続いてメタリックな階段を上がって2〜3階の様子を見ていきたいと思います。2階、3階は主に研究室、実験室、教員室などがあるエリアです。

2〜3階には、ところどころに学生が勉強したり、ディスカッションしたりできる場所が設けられています。

畳の椅子もありました。

こちらは研究室のエリアです。

これまで研究室ごとに個室の空間だったのが、学科ごとに家具で区切ることでオープンな場に。隣の学科の研究を肌で感じられることでお互いにいい刺激になるのだそう。

まだ机などが置かれていない2期工事のエリアを見ると、その広さを実感できました。左手には教員の個室が並んでいて、学生とのコミュニケーションも取りやすくなっています。

吹き抜けの反対側にあるのが実験室のエリアです。

実験室も共用廊下との間仕切りをガラスにすることで、安全に配慮しつつも視認性を高めたそうです。

学務部や就職課などの上の階に、実験室や薬品庫があるのが理系の大学らしいと感じました。

OECUイノベーションスクエアの外に出ると、アクティビティーホールがありました。木造で木の温かみを感じられます。

こんな感じで「OECUイノベーションスクエア」見学は終了しました。今回のおさらいとして、リニューアルにおいては「オープンな空間」というコンセプトを掲げており、原則的に室内に壁を設けず家具などで研究室を仕切っていました。

そうすることで学科や学部の違う生徒同士が互いに接点を持ち、垣根を超えた研究ができるような環境づくりを目的としているんだそうですよ。

「OECUイノベーションスクエア」の紹介は大阪電気通信大学の公式ホームページにも掲載されています。

関心のある方は、こちらもご覧ください。

【地図】

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※「7Nan」さん、情報提供ありがとうございました!(情報提供はこちら