明治から昭和にかけて寝屋川市でさかんに栽培されていた果物はなに?【寝屋川クイズ#177】

朝から寝屋川市のことがもっと詳しくなれる「寝屋川クイズ」のコーナー!

今回のクイズはこちらです。

Q:明治から昭和にかけて寝屋川市でさかんに栽培されていた果物はなに

(1)いちじく
(2)なし
(3)ぶどう
(4)りんご


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正解は、
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
(2)の「なし」でした!

ソースはねやつー編集部が所持している1966年(昭和41年)発行の「寝屋川市誌」です。

それによると、「大利の梨」との見出しで寝屋川市の特産品と記されています。

歴史は1877年(明治10年)にもさかのぼり、大利町の山中新八という方が栽培を始めたのをきっかけに、日露戦争(1904年〜1905年)のころには最盛期を迎え、大利町だけで100人以上の農家の人が梨を作っていたそう。

その後、寝屋川市内のほかの地域にも梨作りは広がり、大阪のみならず神戸や京都にも出荷していたとのことですが、昭和にかけて徐々に衰退していき、1966年時点での栽培農家数は3軒ほどにとどまったようです。

以前ねやつーでも紹介した通り、2015年の寝屋川市内で販売目的に栽培されている果樹は温州みかん、柿、梅のみとのことなので、現在梨の栽培は行われていないみたいですね。

ちなみに、西小学校は当時、地区唯一の学校だったため校章のデザインには梨の花をモチーフにしたそうですよ。1966年の情報ではありますが、校章なんてそうそう変更しなさそうなので、いまでも同デザインのものが採用されているのではないでしょうか?
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※西小学校(2019年撮影)

皆さんは正解しましたか…?

明日の寝屋川クイズも、お楽しみに!

【地図】

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