【コロナ対策】寝屋川市が「ホテル等緊急避難支援事業」を開始してる。陽性者との家庭内隔離が困難な人や医療・介護等従事者が一時的に宿泊できるみたい

寝屋川市が新型コロナウイルスの家庭内感染を防止するため、家庭内での陽性者との隔離が困難な人や同居家族と家庭内隔離が必要な医療・介護従事者等が一時的に緊急避難(市内の宿泊施設など)できる事業を5月27日(木)から開始しました。

4月市議会臨時会(4月28日)で可決された新型コロナウイルス感染症対応緊急事業のうちの1つで、更なる感染拡大防止対策を図る狙いがあります。

寝屋川市の報道発表資料(5月27日発表)によると、制度の概要は以下の通りです。

<対象者>
(1)家庭内で陽性者との隔離が困難な人など
・濃厚接触者に特定されている場合は、陰性が確認されていることが必要

(2)医療従事者
・市内の医療機関のうち、新型コロナ患者の診療等に従事している常勤の医療従事者等(陽性者の数など条件あり)
・保健所から濃厚接触者の判定を受けていない人
・同居家族に高齢者・基礎疾患を有する人・妊婦・免疫抑制状態である人がいる人
・PCR検査を受けた場合は陰性の人

(3)介護施設等従事者
・介護サービス・障害福祉サービス等を提供する事業所に勤務する人(陽性者の数など条件あり)
・保健所から濃厚接触者の判定を受けていない人
・同居家族に高齢者・基礎疾患を有する人・妊婦・免疫抑制状態である人がいる人
・PCR検査を受けた場合は陰性の人

<借上げ施設(予定)>
・市内ホテル10室(6か月分、5月は5室)
・民間住宅10室(6か月分)
・借り上げ施設、場所などは非公表

<予算額> 約2526万円(賃借料、清掃委託料、家電等使用料等)

上記の3種類の人を対象とし、宿泊期間は最大14日間(「陽性者が療養施設に入居した日or療養解除日の翌日まで」などの条件あり)。

陽性者の宿泊療養施設ではないのが注意点ですが、大阪府では病床の逼迫により、陽性者が自宅療養をする期間が長くなっている現状があるようです。寝屋川市によると感染者が発生した家庭に一時的な避難先を提供することで、家庭内の感染防止効果が期待できるとのこと。

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