摂南大学に元陸上競技選手の野口みずきさんが講演のため来校しました。
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講演会のポスター↓
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今回の講演会は、摂南大学に女子陸上競技部が発足したのを記念して、アテネオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきさんを招待したというもの。講演会のタイトルは「金メダリストの夢のかなえ方 ~夢を実現するためのThinking Ability~」。
第1〜2部:講演会の様子
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野口さんはパネルディスカッション方式の講演で、「アテネオリンピック金メダルまでの道のり」や「逆境との向き合い方、乗り越え方」などを話しました。
講演では夢のかなえ方だけでなく、「競技生活の中では浮き沈みがあります。沈んだ時に逆境をどう楽しめるか」についても触れたようです。
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1時間近く続いた講演では、野口さんが金メダルを見せるシーンが。世界に1つだけの金メダルが間近に!
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パネルディスカッション後には、新たに発足した女子陸上競技部の部員の紹介も行われました。金メダリストから激励される機会はなかなかないですし、良い刺激になったのではないでしょうか。
陸上競技部の顧問とヘッドコーチの会見↓
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今回摂南大学に女子陸上競技部を作った理由として、これまで陸上競技部に女子部員が少なく、女性アスリートの育成強化に力を入れることになったそうです。
これから摂南大学の女子部員の活躍に期待ですね。
第3部:野口さんによるトレーニング指導
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第3部のトレーニング指導は摂南大学の陸上競技部員のほか、中学生と高校生が参加しました。
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トレーニングはジョギングとストレッチから始まったわけですが、参加者の中で野口さんが一番小柄に見えてびっくり。
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左の竹澤健介ヘッドコーチは、早稲田大学時代に箱根駅伝や北京オリンピックなどに出場した元長距離走選手。オリンピアンが2人揃うとかめっちゃ豪華!
トレーニング指導の様子↓
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トレーニング室では、野口さんが現役時代に行っていたトレーニングが披露されました。
野口さんによると、現役時代のバーベルの重さは80kg。バーベルのトレーニングを行う時の目線はやや上、左右に偏らないポジショニングが大事で、鏡があれば姿勢を確認できて良いのだとか。
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野口さんは現役時代ベンチプレスを80%の重さの時に10回4セット、60%の重さの時は回数を増やして行っていたそうです。小柄なのにめっちゃパワフル。
バーベル、ベンチプレスはともに「息を吸う、吐くを意識して行い、惰性でやらない」のが重要みたいです。
42.195kmを2時間半以内に走る脚力については、足を鍛えるレッグプレスで、ラストスパートの瞬発力は中距離走の選手がよく行うサーキットトレーニングを活用していたそうです。
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またマラソン選手は足だけを鍛えればよいのではなく、腕のトレーニングも重要みたいです。マラソン選手は一見すると体が細く見えますが、短距離選手並みの筋力トレーニングを行っていてびっくり。
こちらは野口さんが行っていた膝を横に高く上げる「ブラジル体操」の動き↓
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ブラジル体操には下半身と上半身をバランス良く鍛えることができ、股関節を柔らかくしたり、リズム感をつけたりする効果も期待できるそうです。
44歳の野口さんの動きは現役選手さながら。まるでダンサーかと思うぐらいリズミカルでした。マラソン選手は縦の動きだけでなく、横の動きも重要とのこと。
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これらの動きは、外で走りながら実践すると効果的です。
野口さんが現役時代に行っていたというトレーニングは他にもたくさんあり、ここには書ききれないほど。金メダリストの引き出しの多さを感じさせるとともに、「ただ長い距離を走るだけがマラソンのトレーニングではない」という奥の深さも知ることができました。
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参加者の皆さんは「こういうトレーニング法があるのか」「野口さんと走って楽しい」という感想を持ったのではないでしょうか。
今回のトレーニング指導には、寝屋川二中や香里ヌヴェール学院高校の生徒も参加するなど、地元との交流にもつながったみたいです。
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