成田山不動尊で作っている新山門の骨組みが完成しています。
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この工事は、開創90周年を記念した山門の建て替え事業によるもの。旧山門は2021年に解体され、2022年春から新山門の建築工事が行われていました。
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今回骨組みが組み上がったのを記念して、3月10日に上棟式が行われました。一般的には近年の建物において上棟式は省略されることが多く、珍しい行事だそうです。
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上棟式は、法螺貝を吹いた僧侶や宮大工らの入場で開始。節分祭との共通点が感じられますね。
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僧侶がお経を唱える法要が終わると、
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棟木(むなぎ)を引き上げる「曳綱(ひきづな)の儀」が行われました。エーイ、エーイ、エーイ。
地上の様子↓
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地上の人も引き上げに参加し、まるで綱引きのような光景に。
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その後、棟木(むなぎ)を槌で打ち固める「棟打(むねうち)の儀」や、親餅を新山門の軒からまく「四方固めの儀」が行われました。これらの儀式は全て古式に則ったものなのだとか。
新山門の建築概要↓
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現地の看板によると、建築中の新山門は高さ約12m、幅約9m、奥行き約5m。
小口が3ヶ所で下層に屋根がない2階建ての「三間三戸楼門」と呼ばれる建築様式で、銅板葺き入り母屋造りの屋根には、正面と裏面の軒に唐破風があしらわれるようです。
2020年5月に撮影した旧山門↓
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旧山門と比べると、かなり大きくなるのではないでしょうか。
新山門は2024年(令和6年)6月の完成予定とのこと。
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