寝屋川市初町に本部がある「大阪電気通信大学(電通大)」。本部の「寝屋川キャンパス」以外にも寝屋川市駅前アルカスホールの隣にある「駅前キャンパス」や、四條畷市清滝に「四條畷キャンパス」があります。
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そんな電通大寝屋川キャンパスは、現在「OECUイノベーションスクエア」として大規模リニューアルを行っており、今までに寝屋川つーしんでは何度か進捗をお伝えしました。
今回は、大阪電気通信大学の協力のもと、第一期工事(西半分)が完成した新棟の中にねやつースタッフが潜入! 写真とともに現在の進捗をお伝えしたいと思います。
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こちらがキャンパスの動線計画。現在東半分が建設中の「OECUイノベーションスクエア」(パサージュと書かれているところ)を中心に、通用門から正門へのアクセスを繋げたり、図書館や食堂とデッキで繋いだりすることで利便性が高まるそう。
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こちらは「OECUイノベーションスクエア」フロアマップ。今回ご紹介するのは完成済みの左半分(通用門側)の部分です。
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ということでさっそく見ていきます!まずは「OECUイノベーションスクエア」の入り口から。
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中に入ってみて、まず感じたのが「めっちゃ明るい」ってこと! 吹き抜けがあって窓も大きく作られているので、自然光がたっぷり注ぎ込む開放的な空間になっています。
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ところどころには生徒が勉強したり、ディスカッションしたりと自由に使える場所が設けられています。
木造の家具は建築学科の学生が家具制作業者とデザインの打ち合わせを行い、実際に形になったそうですよ。
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OECUイノベーションスクエアでは学務部や寝屋川就職課など、学生のサポートに当たる職員の窓口を一箇所に全て集約。こうすることで生徒が相談のためにあっち行ったりこっち行ったりしなくていいので、めっちゃ便利になるってことらしいです。
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1960年の大学創設時から基礎として校舎を長年支えてきた「松杭」。記念として置いてあるそう。
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続いて、メタリックでカッコいい階段を登って2階に行きます。
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2階、3階は主に研究室、実験室、教員室などがあります。
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こんなかんじであちこちにプロジェクトルームが設けられています。学生や教員が自由に使える場みたい。ちなみに窓に書かれている文字は「u」ではなく「μ(マイクロ)」。ほかにも「pico」や「nano」などがあり、国際単位系の接頭語が部屋の名称になっているみたいです。理系っぽくて面白い!
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ちょっと驚いたのがこれ。なんと、床下から上階フロアに敷かれているカーペットを通して冷気を送るシステムなんだそう。こうすることでフロア全体ではなく、足元から人の身長程度までを冷やすことができ、エコにもなるみたい。これめっちゃすごいシステム。
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研究室。これまで研究ごとに個室の空間だったのが、学科ごとに家具で区切ることでオープンな場に。隣の学科の研究を肌で感じられることでお互いにいい刺激になるんだそう。
次は3階にのぼります。
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実験室の様子。共用廊下との間仕切りをガラスにすることで、安全に配慮しつつも視認性を高めたかたちに。
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こちらはOECUイノベーションスクエアと講義室・図書館をつなぐ「Jデッキ」。
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外からもアクセスできます。
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ちょっと番外編! こちらは建設科の生徒が、柱にどれくらいの負荷がかかったら破損するのかを実験したもの。こうやって研究・実験を繰り返し学んでいくんですね〜。
こんな感じで「OECUイノベーションスクエア」見学は終了! 今回のおさらいとして、リニューアルにおいては「オープンな空間」というコンセプトを掲げており、原則的に室内に壁を設けず家具などで研究室を仕切っていました。
そうすることで学科や学部の違う生徒同士が互いに接点を持ち、垣根を超えた研究ができるような環境づくりを目的としているんだそうですよ。
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また、リニューアル工事にあたっては竹中工務店が施工し、建築学科の学生たちが工事現場を見学しながら進めているそう。生徒にとっては実学教育を受けながら母校の建て替えを見守るという貴重な機会ですね。
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「OECUイノベーションスクエア」の残り半分(正門側)は、2022年春に完成予定とのこと。いまから完成が待ち遠しいですね!
【地図】
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