火災現場に梯子を立てて避難誘導した男性が感謝状を贈呈されてる。6月に寝屋川市内で起きた民家の火災で

寝屋川市内で6月16日に発生した住宅火災で人命救助に貢献したとして、通行人の男性が寝屋川消防署長から感謝状を贈呈されました。

感謝状が贈呈されたのは、寝屋川市在住の会社員・平池成昭さん(47歳)。枚方寝屋川消防組合の発表によると、平池さんは住宅火災を早期発見するとともに、出火現場の2階ベランダに梯子を架けて、逃げ遅れた男性を地上に避難誘導したというものです。(逃げ遅れた男性は軽度の熱傷で救急搬送)

この功績に対して、7月6日(水)に寝屋川消防署(池田2丁目)で感謝状の贈呈式が行われました。

参加したのは平池さんと20人以上の消防署員の方々です。会場には新聞記者の方も取材に来ていました。

贈呈式が始まると、眞先良次寝屋川消防署長が感謝状を読み上げて贈呈。会場には拍手が巻き起こりました。

贈呈後も寝屋川消防署長から感謝の意が伝えられました。

平池さんは贈呈式後のインタビューで、当時の様子を以下のように振り返っておられました。

・自転車で寝屋川市駅に向かう通勤時に、民家から黒煙が出ているのを見つけました。
・2階のベランダに人の姿があったので、近くの実家に脚立を取りに行きました。
・2階にいる人は顔に煤(すす)をかぶった状態で、炎も1mぐらい上がっている状態でした。
・「とにかく早く逃げましょう」と呼びかけ、避難を誘導することができました。
・救急搬送されるのを見届けてから出社することができ、良かったです。
・救出にかかった時間は30分ぐらいではないかと思います。

「意外と落ち着いていた」という平池さんの対応には、拍手を贈りたいと思います。

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