寝屋川市「10万円給付」は年内に一括支給へ。国の方針転換を受け緊急対応。12/27に振込

政府が施策を発表している「子育て世帯への臨時特別給付金」(10万円給付)について、寝屋川市は現金で一括支給すると発表しました。

「子育て世帯への臨時特別給付金」については、寝屋川市では当初「全額現金給付かつ、5万円を年内に、残り5万円は2月ごろ支給」と発表していました

ところが12月15日に国から「現金一括給付も選択可」との方針を示されたことを受け、急遽方針転換を行った模様です。

今までの経過は以下の通り。

11月:10万円給付のうち半額の5万円分を現金支給とし、残り5万円分についてはクーポンでの配布する方針を発表(国)

12月8日:自治体の実情に応じてクーポンを選択せず、10万円全額(5万円+5万円)を現金で給付することも選択可能となる(国)

12月10日:現金5万円を年内に支給、残りの5万円を年明けに現金で支給する方針と公表(寝屋川市)

12月15日:10万円を全額現金かつ、一括で給付することも選択可能となる(国)

12月16日:国の方針転換を受け、残りの5万円も年内に給付することを急遽決定(寝屋川市)

国の方針転換を受け、急遽1日で再調整したことについて広瀬寝屋川市長はTwitterでこのように説明しており、「議会の承認を後に回す『※市長専決処分』を行った」とのことです。
(※時間的に議会の招集を待てない場合など、緊急を要する際に行政運営の遅れ、滞りなどを防ぐ目的で、例外的に市長が議会の議決に代わり意思決定すること)

岸田総理が給付金の10万円を年内に「一括給付」できるようにすると方針転換したことを特集した「報道ステーション」で、広瀬寝屋川市長は、

・寝屋川市は12月13日で議会最終日を迎えたので、今議決を頂いているのは前半の5万円分だけ
・1月に議会はないので、後半の5万円分は年明けに臨時議会を開いて対応する
・もう少し早く方針を示して頂けたら、10万円の一括給付はできた

とのコメントをしていましたし、今回の決定については本当に急遽対応したということがよく伝わりますね。

なお、児童手当を受給していない世帯や公務員については、別途申請手続きが必要となるため申請後の支給となり、こちらは当初の発表から変更なしです。(1月申請開始予定)

支給予定日などについて最終的にまとめますと、このようになります。

【概要】
■対象者
0歳から18歳までの下記の児童
・2021年9月分の児童手当の支給対象児童(中学生以下
・2003年4月2日〜2006年4月1日生まれの児童(高校生)※保護者の所得が児童手当の支給対象となる金額と同等未満の場合
・2022年3月31日までに生まれた児童手当の支給対象児童(新生児


■支給予定日
・児童手当を寝屋川市で受給されている方→12月27日に10万円全額を児童手当口座へ振込予定※申請不要

・高校生の対象児童のみを養育されている方→申請受付後、速やかに指定口座へ振込(1月申請開始予定)
・公務員で児童手当を勤務先で受給されている方→申請受付後、速やかに指定口座へ振込(1月申請開始予定)

※高校生の子以外に児童手当対象(中学生以下)の児童の兄弟がいる場合、全員分が12月27日の支給となる予定


もっと詳しい情報については寝屋川市の公式サイトより確認してみてください。

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