これなんて読む?「千種庄右衛門彰徳之碑」【寝屋川クイズ#304】

朝から寝屋川市のことがもっと詳しくなれる「寝屋川クイズ」のコーナー!

今回のクイズはこちらです。

寝屋川クイズ#304

Q:寝屋川市幸町にある石碑「千種庄右衛門彰徳之碑」これなんて読む?

正解は、






「ちぐさしょううえもんしょうとくのひ」でした!

これは寝屋川市幸町14付近にある石碑です。

↑こちらの説明文や寝屋川市公式サイトによると、「千種庄右衛門(ちぐさしょううえもん)」というのは江戸時代にこの辺りを管轄していた役人なんだそう。

昔、国松町(当時の国松村)は水はけの悪い土地で雨が降ると浸水したり、日照りになると水不足になったりで、村の人々が困っていたようです。

そこで、なんとかすべく当時の役人だった千種庄右衛門さんが苦労の末、寝屋川の川床をくぐるように「伏越樋(ふせこしひ)」という川の下を潜って用水を送るシステムを作ったんだそう。すごい。

1724年、それはやっと完成し排水を友呂岐悪水路に落とすことに成功しました。しかし、用水・悪水の関係の難しさから隣の三井(当時の三井村)との争いが絶えず、責任を感じた千種庄右衛門はなんと自害してしまったとのこと。

その功労をたたえ、1965年に有志が建てた石碑が「千種庄右衛門彰徳之碑」なんだそうです。

実はこれ、グーグルマップを見ていてたまたま見つけたスポット。「字むっず!これなんて読むんや」と思ったので軽い気持ちでクイズにしてみたんですが、予想外に寝屋川の奥深い歴史を知れてたいへん勉強になりました。

皆さんは正解しましたか…?

次回の寝屋川クイズも、お楽しみに!

【地図】

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