寝屋川市が「ほっかほっか亭総本部」と災害時応援協定を締結。弁当の供給などで

寝屋川市と「株式会社ほっかほっか亭総本部」の2者が災害発生時の物資の供給などに関する応援協定を1月28日(金)、締結しました。

寝屋川市では現在、物資供給、放送・通信、医療救護の分野などで民間事業者と災害時応援協定を締結していますが、災害時に食料品などを迅速に供給できるようにするため、同社と協定を結んだものです。

〈協定の内容〉
・災害時等における弁当類を中心とした食料品等の供給
・店舗を緊急避難場所等、駐車場を緊急車両の待機場所等として利用等

連携協定を結ぶにあたって締結式が1月28日(金)に行われました。

場所は寝屋川市役所の議会棟です。

株式会社ほっかほっか亭総本部(本社:大阪市北区)からは代表取締役社長、取締マーケティング本部本部長、販売促進部外販課の職員らが出席。

寝屋川市からは広瀬慶輔市長や危機管理部長、危機管理部防災課長の職員が出席しました。

代表の2人による締結書のサインは、出席者の紹介が終わるとすぐに行われました。2通の締結書にサインしてお互いが持っておく形です。

サイン後の挨拶では、広瀬市長が以下のように協定を結ぶ意義を述べました。

・寝屋川市はコロナ禍で配食サービスなどを実施しているが、交通が遮断される災害発生時は食の提供が更に重要になる。
・災害時に最も有効な方法をこれから検討していきたいので、知見をいただければ。
・このような申し出は非常にタイムリーで、とても助かる。

株式会社ほっかほっか亭総本部の社長も自社の強みに触れながら「地域貢献していきたい」と応じました。

・「私のまちの台所」を進化させていく取り組みの1つ。
大阪府北部地震の際は地震発生後に売り上げがアップするほど多くの府民にご利用いただいた。
・ライフラインがあれば、すぐに弁当を提供できるのが我々の強みである。小さなお店だが、このような強みを活かして地域に貢献していきたい。
・岡山県倉敷市真備で水害があった時も店舗の天井まで水につかったが、店舗の作りが同じで復旧が早く、復興需要にも対応することができた。

社長はその後の質疑応答で「寝屋川市内にほっかほっか亭は4店舗あるが、すごく昔からあり、売り上げも好調」と評価している様子でしたよ。

寝屋川市では1月24日(月)にもドローンスクールと災害時応援協定を結ぶなど、災害時の備えを進めています。

災害時に作りたてのお弁当を避難所に提供できる体制は心強いですね。

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